2012年5月16日水曜日

学校教育

炭谷俊樹の『第3の教育(2000)』を読んだ。
似たようなことを私も考えているので特にひっかかる箇所もなく最後まで読み終える。以前学校を造りたいと思っていて(今は思っていない)、何人かには話もしていたのだけど、炭谷さんは実際に神戸でラーンネット・グローバルスクールという学校を経営している。

日本の教育に対しての疑問や不満は山ほどある。中学の頃から感じていて、ヨガのトレーニングコースを受けた後はさらに強く思うようになった。今のままの教育を続けていると日本がダメになる、じゃあどうする、よし、私が思う学校を造ろう、と考えたのだ。しかし調べている内に資金、資格、場所、仲間、生徒集め、、、色んなことが絡んできて、面倒くさいなぁと思うようになり、なにかもっと別の方法はないかなぁと考えるようになった。私がやりたいのはそんな大きなことではなく、もっと身近なものなのだ。

ラーンネットのサイトを見てみると入学金200.000円、年学費720.000円、バス代72.000円と書いてある。炭谷さんの本を読む限りでは、カリキュラムはきっと素晴らしいものなのだと思うけれど、ちょっと高いな〜というのが正直な気持ち。子育て未経験なのでなんとも言えないのだけど、実際そんなものなのかなぁ。この金額、たぶん私立の小学校と同じくらいだと思うのだけど、公立だと50.000~60.000円で済むよね。ここに給食費やら制服代やらお稽古代やらが入ってくると、ほんと子育てってお金がかかるんだなと改めて思った。

と、お金の話がしたかったわけじゃない。結局私は何がしたいんだろうと朝から思っているのだ。確かに子どもの頃から変な教育を押し付けられなければ、自分の意見がないだとか、好きなことがないだとか、創造力がないだとか、そういった問題は軽減されるのかもしれない。しかしラーンネットのようなフリースクールや、似たような私立学校に通うことのできる子どもは果たして全体のどのくらいの割合なのだろう。私は愛媛の田舎で育ったけれど、私立に通うことは稀で、もとより私立の学校がほとんどない状態だった(現在もそうだと思う)。結局、子どもは自分の行きたい学校に行くと言うよりは、親の都合で行く学校が決まると言えるだろう。というか、そんな教育事情など子どもが知っているわけがない。全部大人の都合なのだ。

元からある日本の学校教育ではなく、子どもの可能性を存分に広げたり、自由に学ばせるようなスタイルを取る学校に通わせればそれでいいのか?

そんなことよりも、一人でもかっこいい大人に出会えれば私はいいと思う。私は小・中・高と公立に通い、腐った教育(言葉遣い悪いな〜)を12年間も受けたけれど腐らずにすんだ。たった一人でいいのだ、もっといてもいいけどね、その出会いで人生が大きく変わるかもしれないのだ。私は23歳のときにやっとその大人に出会えた。それまでの23年間が一気にぶち壊された感もあったし、逆にこれまで持っていたものを何倍にも大きく膨らましてもらった感じもある。

続きを話せば長くなるので今回は端折るけれど、私の考えと同じことを宮台真司が『14歳からの社会学(2008)』で書いてあるので、ぜひ読んでみてね(特にP127~)。例に挙げていることも同じすぎて、宮台さんマネしないでよと思うのだけど、彼のほうが先に出版してるんだよね。

とまぁ、これから日本はどうなっていくのだろう。
私はもっともっと素敵な国にしていきたいな。


話は変わり、
昨日アランと勉強をしていて、KiwiとAussieとUSAとBBC Englishの発音の違いを教えてもらった。アランが鼻声だったので「風邪引いてるの?」と聞くと「アイム エル」と言われたので「は?エル?」と3回くらい聞き直したあとに「これがKiwiの発音なんだ」と言われ、結局エルとは「ill」のことだった。
アランがBBC Englishで育ったのと、ニュージーもどちらかと言えばBBCよりなので、私の発音も知らぬ間にそっちになっている。Aussie訛りのことはよく聞いていたけれど、Kiwiの訛りも負けてはいない。'fish and chips'は'fush and chups'という発音になる、ふぁっしゅえんちょっぷす。まぁcity内で会話する際にはそんなに気にはならない。というか、まだそこまで違いに気付いてもいないのだろう。アランも、田舎にいかないとKiwi訛りはそこまで気にならないよと言っていた。

New Zealanders can be guilty of mumbling, speaking very fast, and not opening their mouths very wide.

こうも言われ、じゃあNZで英語を勉強するって難しいじゃんと笑いながらも若干複雑な気持ちになった昨日だった。

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