俺は、自分がマンガから来たと思っている。
俺は、マンガを自分の親のように思っている。
俺は、マンガによって育てられたと思っている。
・・・・・・
これは三代目魚武濱田成夫の『俺の偉人達』のまえがきに書いてあったもので、読みながら「あーあ、先に書かれちゃった」と思いつつも、とても嬉しかった。最近どうも本調子じゃないなと思っていたけど、ここ1ヶ月ほど漫画を読んでいなかったからかなと、この本を読みながら思う。彼が書いていて気付いたのだけど、私も漫画によって自分のなかのスイッチを入れている。とくに私のなかにある夢・情熱スイッチ、皆に熱いねと言われることが多いのだけど、その源は実は漫画なのだ。
ここ2ヶ月ほど、私はつまらない大人になっていた。でかいことを考えることもなく、決められた枠のなかでモノを考え行動し、調子が良さそうに振る舞っていた。いや、別に調子が悪かったわけではないけれど、檻の中で安定した生活を送っていた。もちろんそれが悪いとは言わない、しかし私にとっては何か物足りない日々。それに気付かせてくれたのが、先週何気なく行った美術館で出会った姉妹だった。美術館で迷子になり歩き回って辿りついたのが子供用のプレイルーム。去ろうとすると呼び止められ、一緒に絵を描こうと誘ってもらったのでとりあえず一枚描くことに。様々なアートに触れたばかりだったので、ちょっとカッコいい一枚でも描いてやろうとたくさんの色鉛筆を使って顔を描いた。出来上がった自分の絵をみて、なかなかの出来だなと自己満足していたら、隣の少女の絵を見てハッとする。そこには私の忘れていたものが描かれていたのだ。
自分の描いたキレイにまとまり過ぎた絵を見て、つまらないものを描いちゃったなぁと少し隠したくなる。私の中で輪郭はこう、目はこう、鼻はこう、口はこう、、、とすべて元から決まっていたのだ。いつも同じ絵しか描けない自分がそこにいた。子どもたちに触発されたのか、そのあとは夢中になって彼女たちと一緒にセロファンで遊び、少し経って姉妹の母親がやってきては私たちが作ったものをベタ褒めするもんだから、私も子どものように一緒に喜んだ。それからアパートに戻ると、三代目〜の本が送られてきていて、まるで何かが私に忘れていたものを思い出させようとしているような、そんな一日だった。
話は変わり、最近新しい名前ができた。
おまんじゅうちゃん。
おだんごちゃんにおまんじゅうちゃん、どっちもアンパンマンに出てきそうな名前なので、いっそのことデビューできないかなと思っている。月から来たって設定で、もちろん顔はまん丸、そうだ、ふてくされた感じも忘れずにね。新しい夢が出来ちゃったなぁ。

0 件のコメント:
コメントを投稿